シンドラーロゴ白抜き

茶色い木製の机についた傷の跡 色とりどりのルアーが乾燥室で眠る 銀色に鈍く輝くタングステン 先を尖られたオリジナルのプライヤー 銀色のアルミテープを鱗模様にする 白い入れ物に入ったコーティング剤 オレンジとグリーンを配色したプロトルアー 白色の柔らかいバルサの削りかす 黒い箱に入ったウロコを貼る前のブランク 白いアユの唇を作る彫刻刀 銀色に輝く塗装前のブランク 暗い工房にあるエアーブラシ 白い削りかすがついた手 青いミノーのリップ付け作業 金色のヤスリを使ったルアーのバリ取り 赤色のハンドメイドルアー ナチュラルなイワナの色塗り
 

 
 
最初は只の木片
木片は削られ磨かれ生き物っぽくなる。その生き物っぽい木片はドブンと液に浸けられウロコを施され魚っぽい生き物になる。やがて魚っぽい生き物は色を塗られて目を付けれられ、釣り道具としての命を宿し始める。僕は艶っぽく光るルアーをうっとり眺めながら、頭の中では何匹もの獲物をすでに釣り上げている。つまり僕の釣りは作業台の前に座った瞬間から始まっているのだ。ルアー作りって素敵だな。

青いマスクを見つめるルアービルダー酒向智史

 

酒向 智史 
satoshi sakou

1980年  岐阜県 美濃加茂市生まれ
2000年  Schindler Handmade Lure Studioを旗揚げ。
ルアー製作と農業をなりわいとする半農半漁ルアービルダー。  夏はトウモロコシ、冬はハクサイ、ルアー製作はほぼ年中無休な毎日を過ごす。

 
 

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