本流には本流に合ったサイズのミノーが必要だ。
 
本流やレイクで大物と対峙する時、小さなルアーだけでは攻略出来ない魚がいる。しかし、元々有った小さなサイズのルアーをそのまま忠実にサイズアップすれば良いかと言えば、それは必ずしもベストな選択ではない。『USHIWAKA 65』で言えば、オリジナルの５０mmより１５mm長いUSHIWAKA65は、ただサイズアップをしただけでなく、水馴染みの良い沈下速度や沈下姿勢などを計算して６５mm用にオモリの位置を新たに設計し直してあるのだ。また、お尻まわりは浮力を持たせる為にあえて５０mmより太く設計されている。
 
ただし、渓流の釣りとちがい本流などではハンドメイドミノーを使う人は極少数なのは事実だ。なぜなら軽量天然素材をブランクに使用することが多いハンドメイドミノーはどうしてもプラルアーに飛距離の面で負けてしまうからに他ならない。なにせ、どんなに良い動きをしようとも大きな河川では狙いたいポイントまで届かなければ勝負にならないのだから。そこでUSHIWAKA65はウシワカの名を引き継ぎレスポンスの良いロールフラッシュを残しながらも飛距離がしっかり出るギリギリのセッティングを求め、トライ&エラーのすえ完成したのだ。
 
５０mmよりちょっとぽっちゃり体型の『USHIWAKA65』の体にはそんな夢と希望が沢山詰まっている。アナタも一度使ったらお尻の大きなぽっちゃり体型の虜になってしまうことだろう。